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特集
食中毒にご用心
食中毒を知り予防しよう

食中毒予防対策 

  
夏になると食中毒のニュースがあちらこちらで聞こえるようになってきました。
蒸し暑い夏は、細菌にとっても活動しやすい季節です。
食中毒は特に7月〜9月におきやすく気温が高くなると増える傾向にあります。
食中毒になると下痢、 吐き気、腹痛、発熱などの症状を伴い時には死亡する
場合もあります。

予防をこころがけましょう。
 
 
食中毒の8割は細菌が原因
 
■ 食中毒は殆どが細菌で起こります。
   
■ 自然毒で起こる(植物性と動物性の自然毒がある)
(自然毒としてはきのこなどがあります。きのこで毒性はなく食べられていたものが
猛暑と湿度で毒性のある物質に変わったらしく腎機能の低下した方がきのこ狩りで
そのきのこを食べて死亡した記事が記憶に残っています。
動物性としては代表的なのはフグですね  )

 ウイルスで起こる
(殆どはノロウイルスで起こる)

どんな細菌でどんな症状になるの?
細菌名 原因食品 菌の特徴 症状、発症ピーク 予防のポイント
サルモネラ菌 肉類や乳製品
特に鶏卵
ネズミ、ハエ、ゴキブリ
犬やネコ等のペット類も汚染源
高熱・腹痛・大量水様便血便等。
ピーク12〜24時間
食肉類の生食は避ける
熱に弱いので充分加熱をする
大腸菌 加熱不十分な食肉。
二次汚染食品
0157などの腸管出血大腸菌など集団発生が多い 激しい腹痛、下痢
血便等

ピーク10〜12時間
加熱
定期的に水質検査
腸炎ビブリオ 生鮮魚介類
及びその加工品
塩分2〜5%でよく発育 差し込むような腹痛
、嘔吐、下痢時に血便等、発熱
低温管理
加熱処理
まな板は流水で洗う
ブドウ球菌 おにぎりやサンドウィッチ、弁当など 調理した人の化膿巣や鼻咽喉にいる 発症は早い
激しい吐き気嘔吐腹痛下痢等
ピーク1〜3時間
化膿巣のある者の調理禁止
手指の消毒
残品の再加熱はダメ
毒素が発生している為
カンピロバクター レバ刺しなどの生肉の刺身など 発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐、腹痛、下痢等
ピーク2日〜11日
食肉類の生食は避ける
ボツリヌス菌 ハム、ソーセージ、果物の缶詰、瓶詰め、イズシなどの
保存発酵食品等
嫌気性細菌で食品中で
毒素を産生
嘔吐、吐き気、脱力感、めまい、目がぼやける、物が飲み込めない等の神経症状、治療が遅れると呼吸困難で死亡率が高い 新鮮な原材料の選択

食中毒の様な症状が出たらどうたらいいの?

水分を補給して脱水にならないようにしよう
  
1日1500cc
水分を取ろう
 
出来たら吸収の良いスポーツ飲料がおすすめです
 
下痢止めより乳酸菌製剤を

下痢は生体が毒素を体から出している生体防御とも考えられるので
下痢止めよりも整腸剤の乳酸菌を取ろう
(先に乳酸菌製剤をとっておくと0157の原因食品を食べても発症しにくかった
という報告もあります 普段からヨーグルト摂取もいいですね)


症状が強い場合は医院へ

下痢、腹痛、嘔吐、血便、発熱などの症状が強い場合は医療機関
へ行きましょう
 
 
食中毒予防3原則

付けない

  
食材は新鮮に物を選ぶ 清潔を保ちながら料理する
肉、魚、卵などを取り扱うときはその前も後も手をよく洗う。
石けんをつけて流水で手首、指の間もよく洗う。

包丁やまな板を肉用、魚用、野菜用に分ける

増やさない
 
冷蔵が必要な食品は直ぐ冷蔵庫に入れる
つめすぎると冷やしきれなくなるので冷蔵庫には7割り程度をつめる
冷凍保存した食品を解凍するときは常温でなく冷蔵庫の中か電子
レンジでしましょう


殺す

加熱により細菌を死滅させます
殺菌の目安は75度で1分以上です
味噌汁を温め直すときは沸騰するまで加熱しましょう
毒素のでる細菌は加熱しても死滅できません

 気になる健康情報
5/5食中毒予防
5/7家庭での食中毒予防法
8/26食中毒を予防するための10項目

水分補強しよう 雑菌知らずのまな板

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お腹がゆるかったり便秘したり時に腹痛の時にも良いですよ

食中毒ばかりでなく暴飲暴食したり消化不良
の時も下痢になったりします

突発性の下痢や痛みを伴う下痢に効きます。
外出中の突然の下痢は辛いです
水なしでどこでも飲めるので便利です
食中毒の場合は、無理に下痢を止めるのは
よくありません
手や調理器具を清潔にしよう 食中毒予防グッズ


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 Q&A
Q: 同じ物を食べても中毒になる人とならない人がいるの はなぜ?
A:
菌の種類と菌の数、宿主(人間)側の条件により決まる

■腸内細菌のバランスが崩れている人は感染されやすい
(お腹に良い菌を増やそう)
■胃酸の少ない人(胃潰瘍で手術した人等、制酸剤飲んでいる)も感染されやすい
Q: 夏で冷たいものや飲み物の取りすぎはなぜ下痢になりやすいの?
A:
冷たいもののとりすぎは
消化器が冷え活動が鈍り消化液が分泌
低下し下痢になりやすくなる

■冷たいも飲み物の取りすぎは
消化液が薄められ殺菌能力低下する


上記の理由により消化不良−発酵-
下痢となる

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